ひょんなことから、家庭菜園を始めることになった。家内のすすめがあったからだが、よほどヒマと思われているようだ。市が希望者に1年間無料で貸し出しており、一人あたり一畝(約10m)が与えられる。
【4月~5月】
何しろ、初めてなので、発芽率が高く難易度の低い作物をネットで調べ、シュンギク、枝豆、キュウリに決める。
ネットでの浅い知識しかないので、元肥料を入れ耕し、種まき、水やり、たまに草抜きなど、毎週末1~2時間程度の最低限の畑仕事を繰り返す。同じ菜園の他の畝を見ると、背の高さほどの支柱や黒シート(雑草防止か乾燥防止?)など、手間の掛け方や情熱に歴然とした差があり不安になる。
【6月半ば以降の収穫】
◇シュンギク:成長が早い。食べごろを過ぎ、花まで咲かせてしまっているものもある。市販のものの、倍ほどまで成長したものを収穫し、吸い物、醤油のお浸し、野菜炒めなどに料理する。太い茎の部分は普通に料理すると固すぎて、どうにもならない。この太い茎の部分だけ、ミキサーで砕いてみるが、固い筋だけになり、食べるのを諦める。
◇キュウリ:関東では、今年は日照不足でキュウリが不作とのこと。関西は、よく雨が降るが、関東ほど日照不足はひどくない。支柱高さが1mほどだったためか、実が地面について黄色くなっているものもある。とにかく、総じて形が悪い。成長が非常に早く、瓜のように太くなったものもある。毎週、10本ほど収穫。サラダ、塩もみ、野菜炒めなどにする。
◇枝豆:市販のものほど、粒が揃っていないが、何とか収穫。ビールのつまみに塩をつけ茹でてみる。
酒場に出てくるものと比べても、遜色なし。
【次回のこと】
とにかく、我流でもある程度の結果が出ることが分かった。来季も、最小限の努力である程度の効果を期待することにしよう。料理に幅が期待できる作物が良さそうである。
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